日本舞踊の曲と唄

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お稽古に使う日本の唄と、歌われている物語、現代語訳などです。色々な解釈があると思いますので、あくまでも一つの例として参考にしてください。

関の小万

三重県鈴鹿市あたりで歌われていた、馬子唄が元。小万は実在の人物で、夫の仇討ちのために旅をしていたお母さんから生まれました。お母さんは関宿で小万を産んで亡くなってしまいます。宿屋の主人は小万を育て、お父さん、お母さんの無念を小万が5歳の時に話して聞かせます。小万は自分が仇討ちをする決心をして、毎日亀山の道場に通い、最後には仇討ちを果たします。

この歌は、小万ちゃんの道場通いの様子を歌っています。

 

歌舞伎おどり

日本舞踊の基本がいっぱい詰まった、定番の一曲。

お婆さんが、孫娘の可愛さを唄っています。7つになる孫が、おませな事を言ったのよ。とお隣の人に楽しそうに話をしている様子が思い浮かびます。歌舞伎おどりをみに行きたいのね。アイドルに会いたいって?だったら習志野がいいわよ。お父さんやお母さんには内緒で、おばあちゃんと行こうね。と、孫に甘いおばあちゃんが可愛い。